CONCEPT

私は、「カエル」と「カエルが好きな人」を愛するデザイナーのえびかです。

このお店では、カエル好きな方達と話し合いながら一緒に作ったもの、
えびかとカエル家族『シュレーゲルファミリー』との暮らしからうまれたものを置いています。

みんなと、カエル

このお店の名前は『えびかとカエル

だけど、本当は…『みんなとカエル』って言うべきだなって思ってます。

突然ですが。

カエルってなんでこんなに魅力があるのでしょうか?

こんな経験はないでしょうか。…私だけですか?

街にでてカエルの形をしたオブジェがあれば「あ!カエル!」と

ついつい口に出してしまう。

教育テレビにカエルモチーフのキャラクターが映ると、自分の子供に向かって「みてみて!カエルが出てるよ!」と口走ってしまう。

カエルのガチャガチャがあれば、ついまわしちゃう。SNSでも、よく見かけませんか?

うーん、不思議ですね??
部屋は何故かカエルだらけになっていきますよね。

最近、カエルが流行ってるのかな?と思えば、

はるか昔の人だって鳥獣戯画に描いていますよね。

漫画やゲームにも、カエルをモチーフにしたモンスターがよく出てきます。

カエルの、子供にだってわかりやすい。

動物たちが主役の絵本にも、しれっとカエルが混ざってたりしませんか?

もしかすると日本古来から、カエルが私たち人間のDNAに刻まれているのかもしれない…なんて、これは大袈裟?

カエルの形をしているものを見つけるだけで「あ!」って喜んでしまう心って、なんて幸せなんだろう。

そんな私の人生最初のカエル友達は、私の子供でした。

一緒にカエルをかわいがってくれている子供を見ると、やっとかっと私がカエルを好きであり続けてよかったと思えました。

このお店を開く3年前におこったこと。

これが私の人生がカエルに向かって走り出した転機といってもよいでしょう。

自分に自信のなくなってしまった私は、誰かに喜んでもらえる人になることを目指すことを決めました。
私ができることって何だろう…毎日毎日、『脳内』自分探しの旅に出てました。

小さい頃ずっと、寝る間も惜しんで絵を練習していたのに、それは誰の役にも立ってない。
小学生のころタイピングゲームにハマって以来パソコンを使うのは大好き、でもこれも今は活用できてない。
そんな私に向いている仕事って、いったい…?

それが、『デザイナー』でした。

私には夢があります』なんて言っちゃって…長くお世話になった職場を退職、1からデザインの勉強を始めました。

…と、同時期に、家の近くでカエルの夫婦を拾いました。

そしてついに、カエル家族「シュレーゲルファミリー」のSNSアカウントを始めました。

「私はカエル好きです」なんて、とても口にする勇気のない人間だったのに。

そんな私が、SNSの中でなら、カエルが好きな人たちと「カエルっていいよね!」と話せるようになりました。

そこからのご縁で、ブリーダーさんの「ロゴデザイン」や、撮り溜められた写真を使ったカエルの「絵本制作」など、

私でもデザインを通して誰かのお力になったり、喜んでもらえることができることを知りました。

やっと、ちょっと、SNS以外の自分の口からでも「実はカエル好きなんですよね」って(小声で)言えるようになりました。

今、自信のなかった私が誰かに喜んでもらえる世界がきたことを、私自身が一番身に染みてるから。
みんなも『自分の好きなことに自信をもってほしい』っていう考えがモットーです。

古来から長年愛されてきたカエルに救われた、えびかという一人の人間が。
これからもカエルを愛する人たちと一緒に、カエルと関わり続けていくためにこのお店を作りました。